2日のラ・リーガ第15節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのグラナダ戦を2-0で制した。
ラ・リーガ前節ではジローナの引き分けによって首位浮上を果たし、チャンピオズリーグではナポリ撃破でグループステージ5戦全勝……負傷者が続出するマドリーではあるが、成績的には絶好調だ。アンチェロッティ監督はこのグラナダ戦、GKルニン、DFカルバハル、リュディガー、アラバ、メンディ、MFブラヒム、バルベルデ、クロース、ベリンガム、FWホセル、ロドリゴをスタメンで起用している。
解任されたパコ・ロペス監督に代わってアレクサンデル・メディーナ監督が指揮を執るグラナダを相手に、マドリーは立ち上がりから主導権を握り、26分に先制点を獲得。クロースの正確無比のスルーパスからペナルティーエリア内右に侵入したブラヒムが、左足のシュートでネットを揺らしている。
先制した前半を終えたマドリーは、57分に追加点を決めた。ホセルのスルーパスからブラヒムがペナルティーエリア内左に入り込み、中央に折り返しボールをそこで待ち受けていたベリンガムがシュート。これはGKアンドレ・フェレイラに弾かれたが、エリア内右にこぼれたボールを勢いよく走り込んできたロドリゴが右足で押し込んだ。ロドリゴは公式戦ここ5試合で7ゴールの暴れっぷりだ。
ハーフタイムに負傷のためかカルバハルをルーカス・バスケスに代えていたアンチェロッティ監督は、70分に2枚目の交代カードを切り、ホセルを下げてセバージョスを投入。また80分過ぎにはロドリゴ、ブラヒムとの交代でゴンサロ、ニコ・パスとBチームの2選手をピッチに立たせた。マドリーはその後も攻め続け、ゴールこそ奪えなかったものの2点リードのまま試合終了のホイッスルを迎えた。
3連勝のマドリーは同日にバレンシアを下したジローナと勝ち点38で並び、得失点差で今節も首位を維持している。




