Real Madrid vs. GetafeGetty

レアル・マドリー、カセミロ&L・バスケス弾でヘタフェ破りラ・リーガ首位独走!ベルナベウで2年ぶりプレーのベイルにはブーイング

レアル・マドリーは9日にラ・リーガ第31節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのヘタフェ戦に臨み、2-0の勝利を飾った。

チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦をベンゼマのハットで制したマドリー。熱も冷めやらぬまま迎えたこの一戦、チーム紹介アナウンスで「9番カリム・ベンゼマ」とスピーカーから聞こえると、かつてクリスティアーノ・ロナウドの名が呼ばれた頃のような力強い拍手がスタジアム全体で響き渡っている。

アンチェロッティ監督は次のチェルシー戦を見据えて若干のローテーションを行う。スタメンはGKクルトワ、DFルーカス・バスケス、ミリトン、アラバ、マルセロ、MFバルベルデ、カセミロ、カマヴィンガ、FWロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウスで、システムはいつもの4-3-3を使用している。

立ち上がりからボールを保持したマドリーは、キケ監督率いるヘタフェの5-3-2を前にやや苦戦。モドリッチ&クロースがいないことも相まって中央からの攻撃は跳ね返され、サイドから切り崩すことを目指したものの、確度の高いチャンスはなかなかつくることができなかった。

時間の経過とともにヘタフェのボール保持も許したマドリーだったが38分、待望の先制点を獲得する。左サイドのヴィニシウスが右足アウトサイドでクロスを上げると、ペナルティーエリア中央で飛び上がったベンゼマのすぐ後ろ、そこに走り込んでいたカゼミロがダイビングヘッドでネットを揺らした。

スコアを先に動かして前半を終えたマドリーは、後半も攻め続けて68分に追加点を獲得。アラバが一気に前に出てボールを奪い自分たちの攻撃のターンにすると、右サイドのロドリゴがマイナスのクロスを送り、ニアでこれを受けたL・バスケスが左足のシュートでGKソリアを破っている。

アンチェロッティ監督は74分に交代カードを切り、ベンゼマとカセミロを下げてベイルとセバジョスを投入。ベンゼマが大喝采でピッチから去る一方、約2年ぶりにベルナベウのピッチに立ったベイルは、辛辣な指笛を吹かれながらピッチに立った。イタリア人指揮官はさらに終盤、ヴィニシウス、アラバをアセンシオ、ナチョと交代させている。

マドリーはその後もボールを保持し続けるが3点目を決めることはかなわず、だがヘタフェのゴールも許すことなく試合終了までを過ごした。連勝のマドリーは2位セビージャとの勝ち点12差を維持し、3位バルセロナ(2試合未消化)との差を暫定で15に広げている。

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