レアル・マドリーは7日にラ・リーガ第13節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦に臨み、2-3で敗れた。GKティボ・クルトワは試合後、今季チームが「馬鹿げたゴール」を決められ過ぎているとの見解を示している。
開始5分にコメサニャの先制点を許したマドリーは、37分にモドリッチのPK、41分にCKからのミリトンのゴールで一時逆転するも、44分にアルバロ・ガルシアにスコアをタイに戻されると、67分にPKからトレホに決勝点を決められて今季ラ・リーガ初黒星を喫した。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたクルトワは、次のような感想を述べている。
「ラージョはとりわけホームで素晴らしいシーズンを過ごしている。難しい試合になることは分かっていたが、前半は本来あるべきレベルに達していなかった」
「今季の僕たちは馬鹿げたゴールを決められ過ぎていると思う。つまりはミスや試合に100%入っていないことで失点を許しているんだ。ここで2ゴールを決めたなら、勝つには十分なはずなんだけど、そうならない。その後にハンドでPKを献上し、PKを止めて、でもカルバがエリア内に入っていた。今日はあらゆることがちょっと悪かった」
クルトワはラージョのトレホが蹴ったPKを一度ストップしたものの、蹴り直しが命じられた。クルトワがゴールラインより前に出ていた、またはカルバハルがペナルティーエリア内に入っていたためと推測されるが、クルトワによれば後者が理由であるようだ。
「自分のせいではないと理解している。あれはカルバが中に入ったからだ。自分のかかとは空中にあったが、それでもゴールライン上だった。VARはエリア内への侵入のためと言ったんだ。悲しいことだね。2本目のPKになれば、どうすべきか迷いが生じる。そうして僕は、真ん中か隅に蹴るかを考えながら横っ飛びをした」
レアル・マドリーはワールドカップによる中断を直前にして、バルセロナに首位の座を明け渡している。
「まあ、これだけ多くの試合をこなせば、いつかフィジカルがついてこなくなる。そのツケを払った格好だろう。ライプツィヒ戦の負けはまた違う理由があって、ジローナ戦のドローは運が悪くて、今日は相手の方が上回っていた。とにかく、木曜の試合(カディス戦)に勝って中断期間を迎えたい。バルセロナが勝ったとしても、ワールドカップ後に首位の座を取り戻せるさ」




