12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、レアル・マドリー対チェルシーは2-0でマドリーの勝利に終わった。FWヴィニシウス・ジュニオールは「今季最高の試合の一つ」との感想を述べている。
マドリーは堅守速攻のチェルシーを相手にして良質のポゼッションフットボールを披露。前半にFWカリム・ベンゼマ、数的にも優位に立った後半にMFマルコ・アセンシオがゴールを決めて先勝した。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたヴィニシウスは、満足感を表しながらも18日のセカンドレグに向けて気を引き締め直している。
「僕たちは晴らしいプレーを見せた。昨季みたいに試合を通してプレッシングを仕掛けてね。今季最高の試合の一つだったよ。ただ、まだ後半戦が残っている。僕たちに必要なのは冷静な頭を持つことだ」
「今日はかなりスペースがあって、もっと得点を決めたかった。アウェーの試合が難しいことはわかっている。とにかく、これから休んで、冷静な頭を保たないといけないね」
また、マドリーがCLで強さを発揮する理由を問われると、次のように返答している。
「このユニフォームを着ている選手は、チャンピオンズでプレーするという意味を知っている。それはとても特別なことで、ベルナベウの試合だったらなおさらだ。ファンだってチャンピオンズの試合だと変わるんだよ。マドリーの選手はチャンピピオンズでプレーする意欲を持たないといけない」
ヴィニシウスはこの試合でも、フィジカル的に調子が良いことをうかがわせた。
「ピントゥス(マドリーのフィジカルコーチ)との練習のほか、家でも専属トレーナーと練習している。シーズンの終盤、こういった試合に良い状態でたどりつくためにね」
「僕はいつだって上り調子さ」




