Rodrygo Real Madrid 2022-23

レアル・マドリー、チェルシーに2戦合計4-0完勝!ここ13シーズンで11回目のCL準決勝進出を決める

18日のチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ、スタンフォード・ブリッジを舞台としたチェルシー対レアル・マドリーは2-0でマドリーが勝利。合計スコアで4-0で上回り、準決勝進出を決めている。

サンティアゴ・ベルナベウでのファーストレグは、圧倒的なパフォーマンスを披露したマドリーが2-0で勝利。だが、この試合では打って変わってチェルシーが主導権を握った。

ランパード監督が率いるチームは、自分たちにとってリース・ジェイムズが攻める右サイド、マドリーにとってのカマヴィンガが守る左サイドから執拗に攻撃。10分にはペナルティーエリア内フリーで、カンテがシュートチャンスを手にしたものの、これは枠の右に外れている。

対するマドリーも、ここ最近の調子からすれば攻撃の回数こそ少ないものの、それでもうまく仕掛けられるときにはゴールを予感させる。20分にはカルバハルの折り返しからロドリゴが右ポスト直撃のシュートを放ち、また32分にはモドリッチがフィニッシュまで持ち込んだものの、こちらはGKケパのセーブに遭った。

そして46分、チェルシーが再びスタンフォード・ブリッジに一瞬の期待とため息をもたらす。右サイドからさらなる攻撃、クロスボールをファーのククレジャがフリーで受けて、左足で叩いたもののこれはクルトワに阻まれた。前半はスコアレスで終了。アンチェロッティ監督はハーフタイムにアラバとの交代でリュディガーを入れる。

後半戦も主導権を握っていたのはチェルシーだったが、先制点を決めたのはマドリーだった。58分、ククレジャが前に出ていたために空いていた右サイドのスペースをロドリゴが突破。強烈なスピードのドリブルでペナルティーエリア内に入り込むと、ヴィニシウスとのパス交換から左足のシュートでケパを破っている。

またも凄まじい瞬間風速の攻撃でゴールをかっさらったマドリーは、チェルシーの意地の反撃を跳ね返しながら速攻から追加点を目指し、80分にそれを獲得する。ロングフィードからヴィニシウスが左サイドを突破。ヴィニシウスの横パスを強烈な勢いでペナルティーエリア内に飛び込んだバルベルデが受け、相手DF陣を引きつけてからさらに横でフリーとなっていたロドリゴにパス。ブラジル人FWはワンタッチのシュートで、再びケパを破っている。

チェルシーにボールを持たれても一瞬の隙を突き、そこで超精度のプレーを見せてゴールを奪う相変わらずの勝負強さを誇示したマドリー。終盤、チェルシーの意地の攻撃を跳ね返しながら試合終了のホイッスルを迎えて3シーズン連続、ここ13シーズンでは11回目となるCL準決勝進出を決めている。14回のCL優勝経験含めて、まさに欧州の盟主だ。

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