MarceloGetty Images

レアル・マドリー退団のマルセロ「もうマドリーに戻りたい」

今季限りでレアル・マドリーを退団するDFマルセロは、同クラブに対して深い、あまりに深い愛情を抱えている様子だ。

今季限りでレアル・マドリーとの契約が切れるマルセロ。契約延長を望んでいたとされる同選手だが、28日のチャンピオンズリーグ決勝リヴァプール戦(1-0)後に「これが最後の試合だった」と語り、覚悟を決めた様子だった。

マルセロはその翌日、シベーレス広場で女神像の首にクラブ旗を巻き、サンティアゴ・ベルナベウで涙を流しながらビッグイヤーをサポーターにお披露目。ベルナベウではずっと涙をこらえる表情をしていたが、その場で応じた『レアル・マドリーTV』とのインタビューでは選手ではなくとも、このままクラブにとどまる可能性すら示唆している。

「クラブ史上最多の25タイトルを獲得したこと? いつも自分のことを信じてきた。歴史をつくりたかった。でも25タイトルは考えていなかった。パコ・ヘントみたいなマドリディスモのレジェンドを超えてしまったんだ。僕は目標を達成して、ここを去ることになる」

「とても幸せだ。家族は満足してくれているし、家族の喜びを目にできるのはプライスレスだ。僕はこのクラブで続けると思う。ここにいないとダメなんだ」

「まだ何年かプレーできるだろうけど、もう復帰しないといけない。僕はここで満足している。このスタジアムで、信じられない夜を過ごしてきたんだから」

「レアル・マドリー。その意味はとても広範囲にわたる。責任、誇り、努力、謙虚さ……。毎日の練習が楽しい。僕は今日が最後の日ではないことを知っている。自分はここにいるよ」

「ここを去る」と言いながら、「ここにいる」と話すマルセロ。それが比喩なのか、それともクラブスタッフとして本当に残ることを指しているのかは不明だが、いずれにしても2006年11月加わったマドリーは、彼にとって永遠のホームであるようだ。

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