Marco Asensio Real Madrid 2022-23

レアル・マドリー、アセンシオ&ミリトン弾でセルタ撃破!公式戦ここ7試合の内6試合を無失点で終える驚異の鉄壁ぶり

22日のラ・リーガ第30節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセルタ戦を2-0で制した。

ミッドウィークにチェルシーをまたも2-0で下して、ここ13シーズンで11回目のチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めたマドリー。このセルタ戦、次のミッドウィークに第31節ジローナ戦が控えていることもあってアンチェロッティ監督はローテーションを採用し、GKクルトワ、DFナチョ、ミリトン、リュディガー、カマヴィンガ、MFバルベルデ、チュアメニ、セバージョス、FWアセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウスをスタメンとしている。

先の代表ウィークに張り替えた芝(今季4回目)がすでに痛み始めているベルナベウで、マドリーは前半から試合を支配。いつものように左サイドのヴィニシウスを起点とした崩しからゴールをうかがう。が、詰めの場面でベンゼマらとの連係が合わず、なかなかシュートまで持ち込めない状況が続いた。

セルタがあまり攻めてこないこともあり、ある程度の落ち着きを持って攻め続けたマドリーは42分、ついに連係の歯車がガチっとはまった。セバージョスのスルーパスからヴィニシウスが左サイドを突破。ヴィニシウスのマイナスの折り返しにアセンシオが左足で合わせ、ふわっとしたボールを枠内右に収めている。アセンシオは今季11点目。またヴィニシウスはラ・リーガ今季8アシスト目でミケル・メリーノとランキング首位で並び、全大会を合わせれば17アシスト目とリーガの選手で最多を誇る。

1点リードで試合を折り返したマドリーは、後半開始から3分後には追加点を獲得。アセンシオの右CKからミリトンが打点の高い、迫力あるヘディングシュートでネットを揺らした。ミリトンは今季ラ・リーガ5点目(DFで単独最多)で、全大会では7点目(ラ・リーガ所属選手単独最多)となった。

その後マドリーは、セルタの反撃をいなしながら、カウンター&ポゼッションを織り交ぜて攻撃を仕掛ける。アンチェロッティ監督は76分にアセンシオとの交代でルーカス・バスケスを投入。その2分後にはナチョをかわしたイアゴ・アスパスにシュートまで持ち込まれたが、この場面ではクルトワがいつものファインセーブを披露。観客はチェルシー戦でもチームの失点の危機を救ったベルギー代表GKに対して、スタンディングオベーションで称賛の気持ちを表している。

アンチェロッティ監督は81分、ヴィニシウスとセバージョスも下げてロドリゴとモドリッチを投入。左サイドで常に勝負し続け、幾度もチャンスを創出したヴィニシウスは喝采の中でピッチを去り、観客は代わりに入ったモドリッチにも喝采を送り、それだけでなく「モードリッチ! モードリッチ!」とその名を叫んでいる。結局、試合は2-0のまま終了のホイッスル。公式戦4連勝、ラ・リーガ2連勝の2位マドリーは、翌日に3位アトレティコ・マドリーと大戦する首位バルセロナとの勝ち点差を暫定で8に縮めている。

マドリーはまた、公式戦ここ7試合の内6試合を無失点とここに来て驚異的な守備力を見せている。その7試合で失点したのは3戦目にあたるビジャレアル戦で、同試合は2-3で落としている。

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