DANI CARVAJAL RODRYGO REAL MADRID LALIGA 11112023Getty Images

バレンシアに5発大勝のレアル・マドリー、カルバハルがチームに飛ばした檄「もっと激しくだ。8ゴールは決めるぞ」

11日のラ・リーガ第13節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバレンシア戦に5ゴールで大勝したレアル・マドリー。先制点を決めたDFダニ・カルバハルが、試合中に檄を飛ばしていたことが話題となっている。

カルバハルはこの試合の3分、MFトニ・クロースのサイドチェンジに反応すると、トラップし損ねたボールから流麗な左足ボレーを突き刺した。先制点したマドリーは得意とするカウンターを発動させやすくなり、FWヴィニシウス・ジュニオールとFWロドリゴが2ゴールずつを記録して、5得点の大勝劇を披露している。

そしてこの試合中、カルバハルはチームメートにどれだけゴール決めても、決して気を抜かずに追加点を目指すべきことを訴えている。スペイン『DAZN』の映像は、あるゴールが決まった直後、背番号2が口にしていた言葉の内容を捉えていた。

「もっとアグレッシブにいくんだ。8ゴールは決めるぞ」

なおここ数シーズンは負傷に悩まされ続けたカルバハルだが、今季は好調を維持。右サイドで激しくアップダウンを繰り返し、サイドバックとウィング、さらには中央に絞ってMFの役割も務める凄まじい万能性を示している。この日の先制点の場面のようにチームが左サイドで攻撃を展開し、クロースのサイドチェンジからカルバハルが守備が手薄となっている右サイドを突く形は、チームにとって強力な武器となっている。

31歳のベテランMFはバレンシア戦直後、チームメートと自分自身のプレーに満足感を表していた。

「どれだけ骨が折れようとも勝たなくてはいけなかった。素晴らしいセーブを見せたルニンを祝福したい。ヴィニシウスとロドリゴがゴールを決めたのも良かったね」

「自分にとって今季が一番のシーズンか? そうかもしれない。違うとしても最高のシーズンの一つではあるだろう。自分がこれまでしてきた経験を生かしていきたいね」

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