27日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループB第2節、レアル・マドリーは敵地シュタディオン・イム・ボルシア・パルクでのボルシア・メンヒェングラートバッハ戦を2-2で引き分けた。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、グループB最下位も突破への自信を見せている。
クラシコ勝利で士気を上げたレアル・マドリーだが、このボルシアMG戦では大苦戦。速攻から2点を奪われ、終盤のMFカセミロ、DFセルヒオ・ラモスのゴールで敗戦だけは回避している。それでも第2節までの成績は1分け1敗でグループ最下位と、クラブ史上初のグループリーグ敗退の可能性も予感させる状況だ。
しかし試合後会見に出席したジダン監督は、ここから巻き返せることへの確信を述べた。
「まあ……、私たちは突破のために全力を尽くす。いつも通りに。満足はしていない。求めるのはいつだって勝利なのだから。だが見るべきは試合内容であり、今日はとても良かった。選手たちは全力を尽くしたし、私は満足している。今、簡単な試合など存在しないんだ。私たちは努力を続けなくては。今日みたいにプレーすれば、素晴らしいことを成し遂げられる」
「私はグループリーグ突破を確信しているよ。それはもちろんだ」
試合内容については、次のように振り返った。
「私たちは全時間帯を通して良い試合を演じた。(0-1で終えた)前半は後半よりも良かったね。確かに私たちはゴールを決められず、それは何かが欠けていたということだが、この試合からは誇りを感じなくてはならない」
「簡単な一戦ではなかった。彼らは速攻を狙い、私たちはそれをしっかりコントロールしていた。が、ワンプレーでそうすることが難しかった。0-2とされた後も私たちはゲームプランを信じ続けたし、内容はとても良かった。引き分けに値したよ」
「両エリア内で断固としたプレーが足りなかった? 私たちにはそれがあった。欠けていたのはゴールだ。私たちの失点は一度ボールを失った場面から生まれ、彼らのカウンターは素晴らしいものだ。最初の速攻からゴールを奪われたとして、私たちは一体何をどうすればいいんだ? これがフットボールなんだよ。私が重視するのはリアクションで、しっかりとそれを見せられた。チャンピオンズで0-2から引き分けるのは難しいことだが、私たちはそれをやってのけたんだ。私は落ち着いている。こういったプレーができれば、試合に勝っていけるはずだ」
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