Rui Silva Bellingham Betis Real Madrid 2023-24Getty Images

レアル・マドリー、ベリンガムが今季16点目もベティスとドロー…直接対決控えるジローナ&バルセロナにとってはチャンス

9日のラ・リーガ第16節、レアル・マドリーは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦を1-1のドローで終えた。

ラ・リーガ第6節アトレティコ戦が今季唯一の黒星で、それ以降の公式戦13戦のは11勝2分け……負傷者は続出しているもののリーグ戦で首位を走るなど、マドリーは成績的には好調を維持し続けている。

このベティス戦、アンチェロッティ監督は中盤にバルベルデ、クロース、ブラヒム、モドリッチ、ベリンガム、1トップにロドリゴを据える4-2-3-1を採用(またGKはケパの復帰にもかかわらずルニンが起用されている)。前半はベティスとボールを保持して攻める時間を分け合い、攻勢の時間帯にはロドリゴらがシュートチャンスを迎えたが決め切れない。その一方で、イスコのいるベティスの攻撃を受けた時間帯には、ルニンの好守もあり失点を許さなかった。

試合はスコアレスのまま折り返しを迎え、53分にゴールが生まれた。決めたのはやはりこの男。ベリンガムだ。イングランド代表MFはペナルティーエリア手前のブライムが出した浮き球からエリア内左に侵入。胸トラップしたボールが地面についた瞬間に右足で叩き、GKルイ・シルバを破っている。

ベリンガムはレアル・マドリーの今季公式戦18試合に出場して16得点4アシストを記録。ラ・リーガでは14試合12得点で、ロマーリオ氏、ロナウド氏、ヴィエリ氏、クリスティアーノ・ロナウド、レヴァンドフスキと同じペースをネットを揺らしている。また純粋なストライカーではなくそれだけのゴールを決めているのは、1974年の故ヨハン・クライフ氏以来となる。

先制したレアル・マドリーだったが、66分にはスコアをタイに戻される。ペナルティーエリア手前からルイバルが強烈なミドルシュートを放ち、これがルニンの横っ飛びもむなしく枠内に突き刺さった。

アンチェロッティ監督はその後、モドリッチをセバージョス(69分)、ブラヒムをホセル(78分)、クロースとルーカス・バスケスをナチョとニコ・パス(83分)に代えて勝ち越しを狙う。だがベティスの堅守、そして反撃に苦しみ、結局1-1からスコアを動かせず試合終了のホイッスルを迎えることになった。

連勝が公式戦5試合、ラ・リーガ3試合でストップしたレアル・マドリーは勝ち点を39までしか伸ばせず。翌日に直接対決を迎える2位ジローナ(勝ち点38)と3位バルセロナ(34)につけ入る隙をつくってしまった。

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