レアル・マドリーは今夏、FWカリム・ベンゼマのバックアッパーとなるストライカー獲得を目指すようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
レアル・マドリーはベンゼマと今季まで結ぶ契約を1年延長する考えだが、FWマリアーノ・ディアスとの契約が切れることもあり、新たなストライカーの獲得に動くようだ。
ただしマドリーが求めるのは、“都合の良い”ストライカーであるという。マドリーは今季調子が悪かったとはいえ、公式戦29得点という数字を残しているベンゼマを来季レギュラーとして扱う方針とのこと。そのために獲得するストライカーはベンゼマのバックアッパーとなるわけだが、来季フランス人FWのが退団しても、その獲得選手をレギュラーにする考えはないとされている。というのも、クラブはベンゼマ後継者にはパリ・サンジェルマンFWキリアン・エンバペ、もしくはマンチェスター・シティFWアーリング・ハーアンドを据える意向であり、2024年にも獲得に動く可能性があるようだ。
一部メディアではマドリーがトッテナムFWハリー・ケインを狙っていると報じられるが、そうした事情を抱えるマドリーにとってビッグネームであるケインは移籍金&年俸の高さからも獲得対象ではない模様。市場で狙っているのは若く、しかしある程度の経験も積んでいる将来有望なストライカーで、もし適当な選手が見つからない場合には、BチームのFWアルバロ・ロドリゲスを登用する可能性もあるようだ。
