Jude Bellingham Real Madrid 2023-24Getty

レアル・マドリー、ホーム初戦でお馴染みの劇的逆転勝利!ベリンガムが94分に今季5得点目を決めてスコアをひっくり返す

2日のラ・リーガ第4節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのヘタフェ戦を2-1で制した。

全面改装工事の影響で、8月の3試合では使用されなかったベルナベウでの今季初の一戦。マドリーがやや雨模様のため、ついに完成した開閉屋根が閉じられてキックオフを迎えることになった。レアル・マドリーの先発メンバーはGKケパ、DFカルバハル、リュディガー、アラバ、フラン・ガルシア、MFモドリッチ(今季初スタメン)、チュアメニ、カマヴィンガ、ベリンガム、FWホセル、ロドリゴで、システムは4-3-1-2。

前半、いつも通りボールを保持して攻め込む意思を見せたレアル・マドリーだが、10分に失点を喫する。フラン・ガルシアのパスをボルハ・マジョラル(レアル・マドリー下部出身)に奪われ、そのままペナルティーエリア内への侵入を許すと、ケパもかわされてボールを枠内に押し込まれた。

ビハインドを負ったマドリーはすぐさま反撃に出て、モドリッチやホセルが決定機を迎えるものの、GKダビド・ソリアの好守に阻まれる。また24分にはベリンガムがペナルティーエリア内でアレニャーに倒されたが、これはVAR介入の結果PKは取られなかった。結局、前半は0-1のまま終了。アンチェロッティ監督はカマヴィンガとフラン・ガルシアを下げてナチョとクロースを投入する。

迎えた後半、レアル・マドリーは49分に右CKを起点として同点弾を決めた。ペナルティーエリア内でクリアされたボールをCKキッカーのモドリッチが拾い、まるで息をするかのように右足アウトサイドでクロスを送ると、ジェネが弾き損ねたこぼれ球をホセルが押し込んでいる。

レアル・マドリーはその後も攻勢を見せるが、クロースのシュートが左ポスト、カルバハルのクロスが右ポストに当たるなど、ゴールを割るまでには至らない。アンチェロッティ監督は80分近くにモドリッチ、カルバハル、チュアメニとの交代でブライム、ルーカス・バスケス、バルベルデもピッチに立たせる。だが終盤、守りの意識を高めるヘタフェを前に攻めあぐね続けた。

このまま試合は終わるかに思えたが94分、ここでまたもマドリディスモ(レアル・マドリー主義)が発揮された。不撓不屈の精神を体現したのは、新加入ベリンガム! ルーカス・バスケスのミドルシュートをダビド・ソリアが弾くと、背番号5がそのこぼれ球を左足で押し込んだ。ベリンガムは、今季ラ・リーガ4試合すべてでゴールを決め、得点数を5に伸ばしている。

レアル・マドリーはベリンガムが決めたゴールを最後まで守り切り、見事逆転勝利。開幕4連勝を飾っている。

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