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ロドリゴ、バルセロナ移籍目前だった過去…父親の勧めにもレアル・マドリーからのオファーを待ち続ける

ブラジル代表FWロドリゴは、レアル・マドリーに対して大きな愛情を抱えているようだ。

2019年7月に移籍金4500万ユーロでサントスからレアル・マドリーに移籍したロドリゴだが、マドリーの宿敵に渡っていた可能性もあったのかもしれない。ブラジルの有名ポッドキャスト番組“Podpah”に出演したブラジル人MFは、2018年にバルセロナ移籍寸前だったことを明かしている。

曰く、代理人のような役割を務めていたロドリゴの父親は、バルセロナの練習場を訪れるなどして、同クラブとの契約について全面的に合意していた模様。あとはロドリゴが契約書にサインを交わせば契約成立という状況だったようだが、しかし選手本人がこの移籍を拒否したという。ロドリゴは父親に対して、レアル・マドリーからオファーが届くのを待つよう求めたという。

父親は「待つだって? メッシとプレーできるのに?」というリアクションを見せたようだが、それでもロドリゴの意志は変わらなかったようだ。そして同選手は、待望のオファーが届いたときのことを、次のように述懐している。

「平日、試合を終えて家に帰ってきた。自分の家にはレアル・マドリーのユニフォームがあって、父親がそのユニフォームとバルセロナのユニフォームを持って僕の部屋に入ってきて『さあ、選ぶんだ』と言ってきたんだ。だから僕は、レアル・マドリーのものを選んだよ」

ロドリゴはまた、レアル・マドリー加入直後の出来事も振り返っている。彼はプレシーズンのバイエルン戦でマドリー加入後初ゴールを記録し、コーナーに走り込んでそのゴールを祝ったものの、スコア的には0-3から1点を返すものだった。すると試合後、DFマルセロとDFナチョが彼のもとに近づいて、次のようにアドバイスしたのだという。

「このチームでは、負けていて点を決めたら、ボールを持って速やかに中央へと戻るんだ。祝うんじゃないよ」

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