Xavi HernandesGetty Images

レアル・マドリーが勝利したクラシコ、ベルナベウの観客がバルセロナに歌ったチャントは…「チャビ残ってくれ!」「ヨーロッパリーグへ!」

レアル・マドリーの3-1の勝利に終わった16日のクラシコ。開催地となったマドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでは、バルセロナのサポーターにとっては屈辱的なチャントが響き渡っていた。

レアル・マドリーサポーターとアウェー席にいるバルセロナサポーターは、前半からチャントでもって戦っていた。バルセロナサポーターの応援の声がベルナベウに響いたときにはすぐさまマドリーサポーターがそれを指笛でかき消そうとし、またマドリーサポーターがバルセロナに対して卑語を用いたチャントを叫べば、バルセロナサポーターも卑語を用いたチャントで対抗している。……こうした極めて侮辱的なチャントは、ラ・リーガで調査・報告の対象となりそうだが。

しかし応援するチームの調子が良く(ライバルチームの調子が悪く)、何よりも試合で勝っているサポーターの方が、やはり口数が多くなるのかもしれない。マドリーサポーターは試合中、いくつかの時間帯で、チャンピオンズリーグ敗退が濃厚となっているバルセロナに対して「ヨーロッパリーグへ! ヨーロッパリーグへ!」とのチャントを歌った。そしてスコアが3-1となった際には、その手腕が問われ始めているチャビ・エルナンデス監督を「チャビ残ってくれ! チャビ残ってくれ!」と、皮肉でもって慰留している。なおマドリーサポーターによる「〜〜残ってくれ!」のチャントは、近年ではアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督に対して歌われることが多かったものだ。

なおラ・リーガ後半戦、バルセロナの本拠地カンプ・ノウでのクラシコは3月中旬に行われる。バルセロナ及びそのサポーターは、屈辱的となった今回のクラシコから反撃することができるのだろうか。

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