Gareth Bales Wales 2021Getty Images

レアルで2カ月半欠場、ウェールズ代表でいきなり先発…ベイルの行動にスペイン人記者が憤慨「マドリーのエンブレムを愚弄している」

13日のワールドカップ欧州予選、ベラルーシ戦で先発出場を果たしたウェールズ代表MFガレス・ベイルだが、レアル・マドリー周辺では同選手に対して辛辣な意見が出ている。

ベイルは9月8日、ウェールズ代表として臨んだエストニア戦で負傷。負傷の内容は本人の移行で秘匿とされたが、以降レアル・マドリーの試合には出場せず、再び代表に合流して臨んだ13日のベラルーシ戦で先発出場によって復帰を果たした(ハーフタイムに交代)。

ベイルがレアル・マドリーの試合に最後に出場したのは、約2カ月半前の8月28日まで遡らなければならない。まるで、今季限りで契約が切れるクラブでプレーする気はなく、代表の試合だけ出場しているようにも映り、そのためにレアル・マドリー周辺のメディアからは批判が噴出している。例えば、スペインのラジオ局『カデナ・セール』の番組では、アントニオ・ロメロ記者が次のようにコメントしていた。

「彼の姿勢は、レアル・マドリーで一番の高給取りとして、ひどく見苦しい。マドリーは6月30日に、やっと大きな重荷をおろすことができる。思うに、ロッカールームの悪い見本だ。マドリーで2カ月以上プレーしていないのに代表でスタメンを務めるなど、マドリーのエンブレムを愚弄している」

またミゲル・マルテイン・タラベラ記者は「選手がクラブチームで負傷していて代表では負傷していない……。UEFAは何かしらの動きを見せなくてはならない」と、規則に関わる問題との見解を示している。

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