Benzema ViniciusGetty Images

レアル・マドリー、最高年俸ベイル&アザールなしで成し遂げたラ・リーガ優勝…西紙「彼らとベンゼマ&ヴィニシウスの比較は悪趣味。醜い」

4月30日に2シーズンぶり35回目のラ・リーガ制覇を果たしたレアル・マドリーだが、スペインのスポーツ紙『マルカ』の副編集長カルロス・カルピオ氏は、MFガレス・ベイルとMFエデン・アザールの貢献なしで達成した優勝であることを強調している。

『マルカ』紙面で、マドリーが試合を行う毎にオピニオンコラムを掲載しているカルピオ氏。今回のエスパニョール戦ではマドリーのラ・リーガ優勝を称賛するとともに、チーム内トップの年俸を受け取るベイルとアザールが、この偉業にほぼ関与しなかったことについて言及している。

「何より意義深いのは、マドリーが最大のスター2人(あくまで金銭的な話だ)、その歴史で最も高額だった2人なしで優勝を成し遂げたことだ。ベイルが1ゴールにアザールも1ゴール、それが彼らの貢献である。チームはこうしたすべての逆境を乗り越えた。まさにアシ・ガナ・エル・マドリー(マドリーはこう勝つ)だ」

「ベイルとアザールが収めた成果をベンゼマとヴィニシウスのものと比較することは悪趣味な冗談だろう。それは下品で、醜いことだ。欠席するという行為で、優勝セレモニーに水を差したウェールズ人選手の振る舞いくらいに、醜い。ベイルはもうずいぶん前からレアル・マドリーにいない。彼の振る舞いは擁護のしようがないものだ」

「そのために、私たち期待していたような活躍を見せた選手たちに目を向けようじゃないか。このチャンピオンの支柱はクルトワ、ミリトン、モドリッチ、ヴィニシウス、ベンゼマだ。そしてチームのクオリティーが飛躍的に向上したのは、クリスティアーノ(・ロナウド)退団後に初めて、ベンゼマがマドリーの要求に応じられる相棒を持ったためだ」

「42試合42ゴールのカリムは議論の余地なきチームの顔であり、ヴィニシウスは18得点19アシストでスペシャルな選手であることを証明した。来季、エンバペを加えたトリデンテは、マドリディスタスに大きな幸せを与えることを予感させる」

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