アトレティコ・マドリーが、レアル・マドリーMFダニ・セバジョス獲得の可能性を探り続けているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
レアル・マドリーとセバジョスの契約は今季限りとなっているが、クラブは優勝の可能性が残されているチャンピオンズリーグとコパ・デル・レイに集中しており、セバジョスをはじめ今夏に契約が切れる選手たちの処遇については棚上げしている様子だ。
セバジョスは1月を迎えた段階でプレミアリーグのクラブなどから興味を持たれていたようだが、今現在、最も熱心に獲得の動きを見せているのはレアル・マドリーの地元のライバルクラブであり、ここ最近に関係が急激に悪化したアトレティコであるという。『マルカ』曰くアトレティコは数週間前、セバジョスに2回目となる状況の問い合わせを行なった。
アトレティコはレアル・マドリー残留にプライオリティーを置きながらも、同クラブから今なお連絡がないセバジョスを口説き落としたい様子。その一方でレアル・マドリーは、他クラブの動きに焦らず、“競売”には乗ることなく、契約を延長したい選手に対しては適切なタイミングでその意思を伝える方針とのことだ。
なおレアル・マドリーには当初、セバジョスとの契約を延長する考えはなかったようだが、同選手はここ最近にクラブチームとスペイン代表で存在感を発揮。そのために同クラブが考えを改めて、契約延長オファーを提示する可能性は十分にあるとされている。


