UEFAスーパーカップが14日にポーランドの首都ワルシャワで行われ、レアル・マドリーとアタランタが対戦。試合はレアル・マドリーが2-0で勝利し、通算6回目の優勝を果たしている。
昨季15回目のチャンピオンズカップ/リーグ優勝を果たしたレアル・マドリーと、昨季史上初の欧州カップ(ヨーロッパリーグ)制覇を成し遂げたアタランタの一戦。
レアル・マドリーは新加入のキリアン・エンバペをいきなり先発で起用。前線にロドリゴ、ヴィニシウスという強烈なメンバーが並んだ。
先制点が生まれたのは59分。エリア左に入り込んだヴィニシウスは、フェイントからの凄まじい加速で相手DFを置き去りに。右足アウトサイドでのグラウンダーのパスをフェデリコ・バルベルデが押し込んだ。
そして68分、エンバペが挨拶代わりの一発を決めた。カウンターからエリア左に侵入したジュード・ベリンガムのラストパスに反応。エンバペが右足を振り切ってネットを揺らした。
試合後、この試合でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたジュード・ベリンガムが『TNT Sports』の取材に応じ。試合について振り返っている。
「僕ら新しいチームだ。時には少し時間がかかることもある。 前半はまだ調整中だったけど、後半はすべてがひとつになって、見事だった。今夜のような夜を楽しまなきゃね」
この試合でベリンガムは4-3-3のインサイドハーフとして出場。昨シーズンは4-2-3-1のトップ下を主戦場にしていたイングランド代表MFにとっては新たなポジションに。「監督はポジションの感覚をつかむために僕を信頼してくれている」と、適応へ意気込んだ。
「必要な時には、もっと高い位置にも行けるし、ビルドアップの手伝いもできる。願わくば、常にチームの勝利に貢献したいね」
鮮烈なデビュー弾を飾ったエンバペについては絶賛。アシストでお膳立てをしたベリンガムは「彼は素晴らしい選手の一人だ。とてもシャープで、技術的なクオリティが高いよ」と褒めちぎった。
「素晴らしいチームメイトでもあるんだ。他の選手と同じようにチームのために働いている。今夜の活躍は彼にふさわしいよ」




