AsensioGetty Images

レアル・マドリー、ベンゼマ&ヴィニシウスとトリオを組む権利得たのはアセンシオか…ロドリゴやアザールからリードを得る

今季レアル・マドリーで、最も出場する選手が不透明だった右ウィングのポジションは、MFマルコ・アセンシオのものとなったのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。

GKがティボ・クルトワ、DFが右からダニ・カルバハル(不在の場合ルーカス・バスケス)、エデル・ミリトン、ダヴィド・アラバ、フェルラン・メンディ、MFがカセミロ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、そしてFWベンゼマ、ヴィニシウス・ジュニオール……と基本的に先発を固定してきたカルロ・アンチェロッティ監督だが、右ウィングだけは選手が固まっていなかった。最もレギュラーに近かったのはロドリゴだったかもしれないが、ここ最近はアセンシオがベンゼマ&ヴィニシウスとトリオを結成する可能性が高まっている。

アセンシオは5日のコパ・デル・レイ、アルコジャーノ戦(3-1)で途中出場すると、1-1の状況でチームの勝ち越しゴールを記録。そして8日のラ・リーガ第20節バレンシア戦(4-1)では先発出場を果たすと、2得点ずつ決めたベンゼマ&ヴィニシウスのようにゴールこそ奪えなかったものの確かな存在感を発揮している。5回のファウルを受け、2本の枠内シュートを放ち(その内1本がヴィニシウスのゴールにつながる)、95.59%のパス成功率を記録し、さらに5回ボール奪取するなど守備での貢献度も高かった。アンチェロッティ監督はバレンシア戦後、このスペイン人MFについて、次のように評していた。

「アセンシオがとても良いプレーを見せていた? 完全に同意するよ。良いプレーを見せれば90分プレーをする。そうでなければ、45分となる。彼はベンゼマ、ヴィニシウスと同じレベルのプレーを見せていたよ」

現在、アセンシオはベンゼマ(22得点)、ヴィニシウス(14得点)に次ぐチーム3位の7得点を記録しており、同じポジションのライバルであるロドリゴ(2得点)、エデン・アザール(0得点)にリードしている。アシスト数は1本でロドリゴの4本、アザールの2本に負けてはいるが、しかし『マルカ』は12日に行われるスペイン・スーパーカップ準決勝バルセロナ戦では、アセンシオがレギュラーとなる権利を獲得しているとの見解を示す。同紙は次のような文章で記事を締めている。

「最初はロドリゴがアセンシオにけっこうな差をつけていたと思われた。が、状況は入れ替わった。現在はアセンシオが今季初タイトルがかかった大会でレギュラーになる権利をつかんでいる。少なくとも、優位に経っている。なぜならばアセンシオは先発としてプレーし続け、バレンシア戦では確固としたパフォーマンスを見せたからである」

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