レアル・マドリーは6日にラ・リーガ第23節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのグラナダ戦に臨み、1-0で試合を制した。この試合の決勝点を決めたMFマルコ・アセンシオが、そのゴラッソを生み出した瞬間を振り返っている。
ベンゼマとヴィニシウス不在のマドリーが、アセンシオのゴールで先制したのは75分のことだった。CKの流れで、ミリトンが奪ったボールからペナルティーエリア手前に位置した11番が左足を軽やかに一閃。地を這うスピードあるブレ球は、グラナダGKマキシミアーノに反応することを許さず、そのまま枠の左隅に突き刺さった。
またも、その左足の威力を見せつけたアセンシオ。試合終了後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューでは、次のような感想を述べた。
「あの瞬間、何を考えていたかって? ボールをうまく蹴り込むことだ。力強くて、GKを惑わす軌道になるなら、なお良かった。ああしたシュートを打てるとは思っていなかったし、相手DFはミリトンのボール奪取から少し配置がずれていた。素晴らしいゴールになったね」 アセンシオはゴール直後、ユニフォームを脱いで喜びを表していた。
「あの喜びようの意味? 第一に勝利につながったからだ。今日は勝たなくては、勝利を取り戻さなくてはいけなかった。それと自分にとって、ベルナベウでゴールを決めるのはとても大切なことなんだ。ファンは相手にプレッシャーを与えてくれるし、それに勝利で報いることができた」 また、カルロ・アンチェロッティ監督から求められていることを問われると、次のように返答している。
「プレーにしっかりと参加し、それとチャンスがあればシュートを打てと言われている。カルロから信頼を寄せられていることはうれしい。僕にとって大切なことだ」
Getty Imagesまたも左足の威力を見せつけたアセンシオ「力強くて、GK惑わす軌道を狙った。素晴らしいゴールになったね」
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