レアル・マドリーのMFマルコ・アセンシオとMFダニ・セバジョスの去就に注目が集まっている。
レアル・マドリーとアセンシオ＆セバジョスの契約は2023年まで。FWカリム・ベンゼマ、MFトニ・クロース、DFナチョと同じ契約期間となるが、しかし現在のところ両選手の未来はどう転ぶか分からない状況となっている。
スペイン『マルカ』によれば、マドリーはアセンシオ＆セバジョスの扱いについて慎重な姿勢を貫いている様子。自クラブと移籍市場の動き、また両選手の意思を考慮に入れてから放出か契約を延長するかを決める方針とのことだが、軽率に契約延長を結ぶことは避けたいようだ。
2021-22シーズン、アセンシオはチーム内3位の得点数を記録し、セバジョスはコンディションが整ったシーズン後半戦には活躍も披露。しかしながらFWロドリゴや若手MFたちの台頭によって、来季マドリーでレギュラーを務められるかは疑わしい。スペイン代表としてカタール・ワールドカップに出場することを目指す両選手は、他クラブでプレーした方が都合良いことも理解している様子で、そのために2人の代理人はレアル・マドリーからの連絡を待ちつつ移籍先も探しているという。
対してレアル・マドリーはアセンシオ＆セバジョスを決して安売りする考えはなく、しかし簡単に契約を延長するわけにもいかずと、二の足を踏んでいる状態とされる。完全移籍のほか、レンタルで放出する可能性もあるようだ。