レアル・マドリーとアントニオ・リュディガーが今夏の加入で合意した。『GOAL』が報じている。
2017年夏にローマからチェルシーに加入したリュディガー。昨シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇に貢献するなど、5シーズンにわたり公式戦199試合に出場して主力の1人としてDFラインで活躍している。
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しかし、今夏に満了を迎えるリュディガーの現行契約は更新されないことが先日に明らかになっていた。2月末のロシア軍によるウクライナ侵攻を契機に、オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏に制裁が科され、既存の選手との契約更新すら制限される事態に。トーマス・トゥヘル監督も制裁の影響で同選手を引き留めることができなかったと認めていた。
そんなリュディガーの新天地としては、先日からレアル・マドリーが有力視される。そしてこの度、双方は2026年までの4年契約を締結することに合意したことが判明。同選手はメディカルチェックをパスし、書類へのサインを済ませている。
なお、条件面でチェルシーとの契約交渉が長期化していたリュディガーは、レアル・マドリーに加入することで年俸680万ユーロ(約9億3400万円)を受け取り、さらにボーナスも支払われる見込みだ。また、同選手と代理人である兄弟のサー・セネシエ氏には、総額3500万ユーロ(約48億円)の契約金が支払われるとも報じられている。