レアル・マドリーは18日にラ・リーガ第6節、敵地シビタス・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、渦中のFWヴィニシウス・ジュニオールについて、心配はしていないことを強調した。
ヴィニシウスがゴールを全員で祝った後、コーナーに一人残って披露するダンスパフォーマンスについては、とりわけアウェースタジアムでリスペクトに欠けるのではないかと、ここ最近議論されてきた。そしてスペイン『モビスタール・プルス』でこのことについて問われたアトレティコ主将MFコケが「それぞれが好きなように祝えばいい」「もしメトロポリターノで踊ったら? 間違いなくイザコザになるよね。それが普通だろう」と発言し、これがヴィニシウスへの警告・脅しではないかと解釈するメディアが現れて喧騒が生まれることに。
そしてスペインのあるテレビ番組では、ヴィニシウスの踊りを快く思わない一人のコメンテーターが同選手に対する人種差別とも捉えかねない表現を使って、これが世界中で大きな話題になった。レアル・マドリーは人種差別に反対する声明を出し、FWネイマールやペレ氏はヴィニシウスに踊り続けるようメッセージを発信。ヴィニシウス本人も「人種差別者の君に言わせてもらう。僕は踊ることを止めない。サンボードロモでもベルナベウでもどこでもね」「数週間前から僕の踊りに対する批判が始まった。批判されているのは自分の本当の踊りじゃない。僕の踊りは世界の文化の多様性を祝福するものだ。これを受け入れてほしいし、リスペクトしてほしい。僕は止まらないよ」と語っている。
ダービー前に会見に出席したアンチェロッティ監督は、この騒動とヴィニシウスについて次のように話している。
「自分はスペインでそうした形の人種差別があると思っていないがね。とにかく、私はクラブとヴィニの声明を心に残すよ。彼の調子は良い。試合でプレーする意欲がある」
「ヴィニシウスのテーマについて、ドレッシングルームでは話されていない。そうしたことは基本話されず、大体はフットボール自体について話している」
「ヴィニがどんな状態か分からないが、私は何ともないと思っている。いつも通り楽しんでプレーしているよ。ヴィニは喜びそのものだ」
「彼にアドバイスすることはあるか? ないね。私は彼の父親でも兄弟でもない。私は彼の監督なんだ」
アンチェロッティ監督はまた、試合自体についても語っている。
「激しく競い合う試合になる。どちらも素晴らしい選手たちを擁しているし、グッドゲームになるよ。どちらかが決定的に優位というのはないね」




