courtoisGetty Images

PK戦でガジャのシュートを止めたクルトワ「PK戦は相手を研究するもの。彼が右か真ん中に蹴ると睨んでいたのさ」

11日に行われたスペイン・スーパーカップ準決勝レアル・マドリー対バレンシアは120分間を1-1で終え、PK戦4-3でマドリーが勝利を果たした。GKティボ・クルトワは試合後、マドリーがパフォーマンスを向上させていく必要性を説いている。

カタール・ワールドカップの中断期間を挟んでから、低調なパフォーマンスが続いているマドリー。この試合でも動きが重そうだったが、PK戦の末に決勝進出を決めている。

クルトワは延長戦後半にビッグセーブを見せ、さらにPK戦では5人目のキッカーDFホセ・ルイス・ガジャのシュートを止めるなど活躍。試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューでは、次のような感想を述べている。

「そんなに仕事があったわけではない。でも相手がこっちまで来たら、皆と同じようにチームを助ける努力をした。PK戦を除けば僕たちにゴールを決めるためのキレがなかった。もっと改善して良いプレーをしなければいけない。試合を振り返り、映像で分析してね」

PK戦で、マドリーが全選手シュートを決めていったのに対して、バレンシアはDFエライ・キュマルトが2本目のシュートを枠の上に外し、また5人目のガジャが叩いたボールはクルトワが弾いた。ベルギー代表GKは、やはり相手のPKを研究していたようだ。

「PK戦は相手を研究するものでもある。カバーニは最後の僕との対戦で右に打ってきたから同じ方向に飛んだけど、違う方に決められた。失敗した選手(キュマルト)が右に強く蹴ることは知っていた。イライクス、ウーゴ(・ギジャモン)のキックは見事だったね。そしてガジャはセビージャ戦のPKで左に蹴り、ベティスとのPK戦では真ん中を狙った。だから真ん中か右だと睨んでいたのさ」

マドリーは決勝でバルセロナ対ベティスの勝者と対戦する。

「僕たちにとってはどちらでも構わない。両チームともに素晴らしいし、良いプレーを見せる。難しい試合を強いるだろう」

「レアル・マドリーやバルサという理由だけで決勝に進出できるわけじゃない。それが今日の試合や、これまでのスーパーカップで確認できたはずだ」

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