carlo ancelottiGetty Images

ラージョと引き分けたレアル・マドリー、アンチェロッティ「クラシコと今日の試合のどちらか一つに勝てるなら前者を選ぶよ」

5日のラ・リーガ第12節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのラージョ・バジェカーノ戦をスコアレスドローで終えた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、自チームが勝利に値したことを強調している。

マドリーは前半からボールを保持して攻撃を仕掛けたものの、ラージョの堅守を前に苦戦。迎える決定機を決め切ることもできず、クラシコに続く勝利を挙げることはかなわなかった。マドリーが無得点で試合を終えるのは、これが今季初のこと。

試合後会見に出席したアンチェロッティ監督は、チームが勝ち点3を手にするだけのパフォーマンスを見せ、ゴールだけが足りなかったとの見解を示している。

「私たちは結果に心を痛めている。だが試合内容に関してはノーだ。私たちは勝利に値した。これまでには値しない勝利を収めた試合もあったがね。私たちはラ・リーガでもチャンピオンズでもうまくやっているよ」

「初めての無得点について? 心配はしていない。私たちはクロス、スルーパスと良いプレーを見せていたし、あらゆる方法からゴールを目指した。こういったことが起こり得るものなんだ。私たちは最後の1秒までトライしたよ」

この試合の序盤には、MFジュード・ベリンガムが肩を痛める場面もあった。そのままプレーし続けた同選手の状態は、どうやら心配ないようだ。

「ベリンガムは明日検査を受けることになるが、おそらく問題はないだろう。ベリンガムがゴールしなければ得点の手段がない? 私たちにはほかにも多くの手段がある。今日はチャンスを決め切れなかっただけだ」

また後半途中にMFルカ・モドリッチを下げた理由を問われると、次のように返答している。

「ピッチをもっとワイドに使いたかった。今日、彼はとても完璧なプレーを見せたが、しかし私はさらなるエネルギーをチームに注入したかったんだ」

「彼は交代に値しなかった。彼もほかの選手たちもね。今日は良い試合だったよ。私たちは22回にわたりシュートを放ち、彼らは0本だった」

先に「値しない勝利を収めた試合もあった」と語ったアンチェロッティ監督だが、それはベリンガムの2発で勝利したクラシコのことだろうか。

「もしクラシコで引き分けて、今日勝っていたとしても何も変わることはなかった。ただクラシコとラージョ戦のどちらか1試合で勝てるとしたら、クラシコの方が良いだろう。チームは真っ向から戦ったし、私にとってはそれで十分だよ」

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