24日のラ・リーガ第6節、レアル・マドリーは敵地メトロポリターノでアトレティコ・マドリーとのダービーに臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、この試合からFWヴィニシウス・ジュニオールを戦力に加えることを明かしている。
8月25日に行われたラ・リーガ第3節セルタ戦で右足大腿二頭筋を負傷し(キャリア初の筋肉系の怪我)、戦線から離脱していたヴィニシウス。それからレアル・マドリーの試合を3戦欠場した同選手は、約1カ月を経て復活を果たすことになる。
アンチェロッティ監督は、会見で次のようにコメントしている。
「ヴィニシウスは昨日(22日)からチーム練習に復帰している。良いコンディションだよ。今日もしっかりと練習に取り組めたし、招集リストに含めるつもりだ。試合でどういう役割を与えるかは明日決定する」
「それとカルバハルはこの試合には間に合わない。あとはギュレル以外出場できる状態にある。メンディとセバジョスは完全に回復しているよ」
「ヴィニシウスが再負傷する可能性? リスクは0%だ。もし1%でもリスクがあるならば、無理はさせない。重要なのはヴィニシウスが回復したという事実だ。コンディション的には完全ではないかもしれないが、まあそれは当たり前のことだろう。とにかく、起用方法は明日決定することになる」
アンチェロッティ監督はまた、ダービーの重要性についても説いている。
「ダービーは大きなチャンス。いつだってスペシャルな試合だよ。クオリティーの高い首都の2チームが激突する、激しく、見るのが楽しい一戦だ」
「ダービーかクラシコか? 違いはない。両方とも準備していて心躍る試合で、私たちは主役になることを求めている。緊張と期待が入り混じった一戦であり、主役となるために最大限をしていきたい」




