レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、同チームを率い続ける意欲を強調した。
2日のラ・リーガ第27節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバジャドリー戦に6-0で大勝したマドリー。その試合の前日会見で、アンチェロッティ監督はブラジル代表からの誘いについて「うれしい」と語り、またマドリーをキャリア最後のチームとする考えが変わっていないかを問われると「ノーだ。どうなるか見てみよう」と返答して話題となっていた。
そしてバジャドリー戦後、アンチェロッティ監督は火消しに走ることになった。まずスペイン『DAZN』のフラッシュインタビューで、コメンテーターのグティ氏から「来季もマドリーを率いるのでしょうか?」と質問されたイタリア人指揮官は、「私が心配しているように見えるかい? 私は君と同じくらいにマドリーを愛しているよ」と返答。その後に臨んだ記者会見でも、マドリーへの愛情を強調している。
「そのことについて話すのはこれで最後だ。私の契約は2024年で切れることになるが、最後までまっとうしたいと思っている。マドリーが満足しているなら、2034年までいるよ」
アンチェロッティ監督はまた、バジャドリーに大量得点で勝利したことについては「良い感触を手にできた。ストライカーたちは効果的なプレーを見せてくれたね」と満足感を表す。一方で5日のコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグ、敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦については「その試合の先発メンバーを決めるのは難しい。私たちは0-1でビハインドを負っているし、何とかしなければいけない。120分の戦いになる可能性もあるね」と語っている。




