スペインフットボール連盟(RFEF)の保全部門は、同連盟の競技委員会に対してレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督の発言について訴えた。スペイン『マルカ』が報じている。
アンチェロッティ監督は30日のラ・リーガ第12節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのジローナ戦(1-1)の試合後、MFマルコ・アセンシオのハンドによってジローナのPKが取られたことについて不満を述べていた。
「判定について話すのは好きじゃないが、今日はそうさせてもらう。最初の場面については、あまりに明確だった。あれはPKじゃない。手でボールに触れていないからだ。アセンシオとも話したが、彼は胸で触ったと言っている。確かに左手の位置は少し奇妙で、そこにボールが当たっていれば疑いが生じただろう。だが、単純にボールは手に当たっていないんだ。そう、でっち上げられたんだよ」
「二つ目のプレー(ロドリゴのゴール場面)について、議論の余地があるのは分かる。私が驚いてるのはPKだ。あれのせいで、順位表の私たちは勝ち点2ポイント分少なくなってしまった」
RFEFの保全部門は、以上の発言に問題があるとして競技委員会に訴えた。同様の事例で最後に処分を受けたのはバレンシアDFホセ・ルイス・ガジャで、同選手は4試合の出場停止処分を科されている。レアル・マドリーはアンチェロッティ監督がガジャと同じような処分を受けた場合、上訴を行う方針という。
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