Carlo-Ancelotti(C)Getty Images

CL8強のレアル・マドリー、アンチェロッティが不満を吐露「2年前のチェルシー戦でも同じようなプレーをした」「今夜との違いは…」

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は6日にラウンド16のセカンドレグが行われ、レアル・マドリーとRBライプツィヒが対戦。試合は1-1と引き分けとなり、2戦合計2-1でレアル・マドリーがベスト8に進出している。

68分、レアル・マドリーが自陣でトニ・クロースの横パスを受けたジュード・ベリンガムがエリア手前までボールを運び、前を走るヴィニシウスにスルーパス。ブラジル代表FWがGKを破って先制する。

ヴィニシウスのゴールの3分後にRBライプィヒが再び合計1点差とするゴールを決めて食い下がるも、以降スコアは動かずに終了の笛。CL優勝最多14回を誇るレアル・マドリーが、ベスト8に駒を進めた。

試合後、『Movistar』のインタビューに応じた指揮官のカルロ・アンチェロッティ監督は「インテンシティが足りず、自分たちの悪いところを気にすることもなかった。ここでは心理的な面が大きく作用していたと思う」と不満をあらわにしている。

「クオリティの高い相手だったが、失うものは何もない。私のチームは最初から "ブレーキがかかっている"ようなプレーをしていた。彼らは自分たちの中でプレーしていた。よって、我々は苦戦を強いられたわけだが、重要なのは準々決勝に進出できたことだ」

この試合の前半、攻撃を仕掛けずにシュートを許し続けるレアル・マドリーに対して、本拠地サンティアゴ・ベルナベウの観客が前半終了直後にブーイングを浴びせる事態に。指揮官はハーフタイムに「もっともっとライプツィヒにプレスをかけてほしい」伝えたという。

「もっともっとエネルギーを使ってほしかったとはいえ、実際のところ、我々はほとんど試合を通してブレーキを踏んだままプレーしていた。低いブロックでプレーしていたが、ボールを奪ったときのスピードが遅く、縦へのパスが少なかった。横パスが多すぎる。これはチームにとって最高の夜ではなかった」

「このようなことはチャンピオンズリーグでも起こりうることだ」とアンチェロッティ監督はパフォーマンスについて見解。「2年前のホームでのチェルシー戦でも同じようなプレーをした。今夜の違いは、我々が敗退に近づいていたとは思えないことだ。ライプツィヒは本当にいいチームだが、我々が勝ち進んでいる」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0