Alvaro Rodriguez Marco Asensio HICGetty

レアル・マドリー、Bチームの18歳FWアルバロ・ロドリゲスがトップチーム定着へ!アンチェロッティ「ラウールと話をつける」

レアル・マドリーの下部組織から、トップチームで活躍できるストライカーが久しぶりに現れたのかもしれない。期待の新星は、U-20ウルグアイ代表FWアルバロ・ロドリゲスだ。

ペニャロールなどでプレーしたウルグアイ人選手コキート・ロドリゲス氏の息子であり、スペインのカタルーニャで生を受けたA・ロドリゲスは、2020年7月にジローナからレアル・マドリーの下部組織に移籍。昨季からラウール・ゴンサレス監督率いるカスティージャでプレーするようになり、今季リーグ戦では16試合5得点という成績を残している。身長は193センチと高く、プレーポジションは左ウィング、またはセンターフォワード。ラウール監督のもとでは後者の役割を務めることが多い。

A・ロドリゲスは先にU-20南米選手権で6試合5得点の活躍を披露し、レアル・マドリーに戻ってきたばかり。トップチームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督はFWカリム・ベンゼマを負傷で欠いた18日のラ・リーガ第22節、敵地エル・サダールでのオサスナ戦(2-0)でそんな同選手を招集リストに含めて88分から起用した。

“持っている”と言うべきなのか、A・ロドリゲスはラ・リーガデビュー戦でいきなり結果を出してるい。ウルグアイ人FWはまず、FWヴィニシウス・ジュニオールのゴールをアシストしたが、これはオフサイドで取り消しに。しかしその直後には、自身のボール奪取からMFマルコ・アセンシオのチーム2点目をお膳立てして、今度は記録に残っている。

わずか数分間の出場で1アシストを記録したA・ロドリゲス。スペイン『マルカ』はそんだ同選手がFWマリアーノ・ディアス、MFエデン・アザールを上回ったと報道する。というのもラ・リーガにおいてマリアーノは6試合で51分間、アザールは3試合で98分間出場しながらも、アシストもゴールも記録していないためだ。

一瞬のラ・リーガデビュー戦で大きな輝きを放ったA・ロドリゲスを、アンチェロッティ監督は今後も戦力に加える意向。オサスナ戦後、「彼には色々な長所がある。残りのシーズン、私たちの助けにならなくてはいけない。ラウールと話をつけなければいけないね」と語っている。

世界のトップ・オブ・トップが集結するレアル・マドリーのトップチームで、最後に大きな成功を収めた下部組織出身ストライカーは、それこそラウール監督だった。コキート・ロドリゲス氏によれば、レアル・マドリーの生ける伝説は自身の跡を追うA・ロドリゲスの恩師であるという。「私の息子はラウールに恩がある。彼は毎日、私の息子にアドバイスをくれるんだ。調子に乗っていたら、地に足をつけさせてくれる。マドリーに赴くときには、彼と抱擁を交わしたいと思う」

果たしてA・ロドリゲスは、ラウール監督のようにトップチームに定着し、大きな足跡を残すことができるのだろうか。

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