Jude Bellingham Real Madrid Almeria

レアル・マドリーがアルメリアを破り開幕2連勝…前節1ゴールのベリンガム、今度は2発決めてスコアをひっくり返す!

19日のラ・リーガ第2節、レアル・マドリーは敵地パワー・ホース・スタジアムでのアルメリア戦を3-1で制した。

開幕節、敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦には、ロドリゴ、ベリンガムのゴールによって2-0で勝利したマドリー。本拠地サンティアゴ・ベルナベウの工事の関係で再びアウェー戦に臨むことになるが、アンチェロッティ監督はGKルニン、DFカルバハル、リュディガー、アラバ、フラン・ガルシア、MFバルベルデ、チュアメニ、クロース(カマヴィンガに代わり今季初スタメン)、ベリンガム、FWロドリゴ、ヴィニシウスを起用している。

マドリーは3分に今季公式戦初失点。しかも今季アリメリアに修行に出た自クラブの下部組織出身、セルヒオ・アリバスにゴールを決められた。昨季までカスティージャのエースだった男は、速攻から左サイドを突破したロベルトーネのクロスからヘディングシュートを決めている。

だがマドリーも反撃に出ると、19分に同点弾を獲得。決めたのは、ベリンガムだった。右サイドのカルバハルがクロスを送りバルベルデが頭で合わせると、ボールはその前に位置していたベリンガム、アルメリアDFにピンボールのように当たりイングランド代表MFの足元に。マドリーの背番号5は素早く反転してGKマキシミアーノを破っている。マドリー加入シーズン、ラ・リーガ開幕から2試合連続でゴールを決めたベリンガムだが、21世紀ではスナイデル(2007年)、クリスティアーノ・ロナウド(2009)に続き3人目の偉業となった。

同点に追いついたマドリーだが、その後には停滞。個々のクオリティーは流石だがチームとしてのプレーはチグハグで、堅守速攻の戦術が確立されているアルメリアにも何度もシュートを許してしまう。前半ATにはクロースが超精度の右足シュートでネットを揺らしたものの、これは直前のカルバハルのアキエメに対するファウルを取られて、ゴールとは認められず。試合は1-1のまま折り返しを迎えている。

後半、マドリーは60分に逆転ゴールを記録。決めたのは、またもベリンガム……! 左サイドのクロースがペナルティーエリア内に浮き球を送り、驚異的なスピードでDFラインを破ってエリア内に飛び込んできたベリンガムが、打点の高いヘディングシュートでネットを揺らしている。

スコアをひっくり返したマドリーは、73分に3点目も決めて突き放しにかかる。右サイドを突破したバルベルデ、すぐ内のベリンガム、ペナルティーエリア浅い位置のヴィニシウスとボールをつないで、ヴィニシウスが軽いタッチで放ったシュートがアルメリアDFに当たってコースが変わり、そのまま枠内に吸い込まれた。ヴィニシウスはこれが今季公式戦初ゴール。

3点目の直前にクロース、ロドリゴを下げてモドリッチ、カマヴィンガを入れていたアンチェロッティ監督は、さらに80分にベリンガムとの交代でホセルも投入。終盤はボールを保持しながらアルメリア陣地に攻め込み続け、追加点こそ奪えなかったものの失点も許さず(後半ATにはヴィニシウス、バルベルデをルーカス・バスケスとブライムに交代)、2点リードのまま試合終了のホイッスルを迎えた。マドリーはこれで開幕2連勝だ。

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