レアル・マドリーとサンティアゴ・ベルナベウ周辺住民の法廷闘争は、新たな局面を迎えたようだ。
全面改装工事を終え、ピッチを地下に収容できるようになったベルナベウ。試合日以外ならば常にイベントを開催できるようになったことで、レアル・マドリー側は収入の増加を期待。カロルGが4日間で24万人を動員したコンサートでは、1800万ユーロ(約30億円)の収入を確保したとも報じられていた。
しかし、2024年5月に行われたテイラー・スウィフトのコンサートがきっかけとなり、ベルナベウ被災住民協会がレアル・マドリーを相手取って訴訟を起こすことに。そして『The Athletic』によると、マドリード第53下級裁判所は「環境に対する犯罪」の可能性について判決を下し、裁判開始を承認したようだ。
告訴状には、レアル・マドリーのゼネラルマネジャーを務めるホセ・アンヘル・サンチェス氏の他、スタジアム業務全般を管理する子会社レアル・マドリー・エスタディオの名前も挙げられており、裁判で自らの立場を弁護することになる模様。クラブとサンチェス氏は、裁判官の命令を受け取った日から3日以内に控訴を申し立てられるとのこと。一方で、検察庁とベルナベウ被災住民協会の代表は、同日から10日以内に求める懲罰または損害賠償の詳細を記載した正面を提出する必要があると伝えられている。
なおレアル・マドリーは2024年9月、ベルナベウで開催予定だったすべてのコンサートを「現行の規制を厳格に遵守するため」として「暫定的に再スケジュールする」と発表している。スタジアム改修で試合日以外の収入増加を見込んでいたレアル・マドリーだが、大きな問題に直面しているようだ。
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