Manchester City Real MadridGetty Imgaes

【選手採点】大きすぎたミスの代償。レアル・マドリーはセルヒオ・ラモス不在を強く感じさせ、マンチェスター・シティ最高点は…

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16セカンドレグが7日に行われ、マンチェスター・シティとレアル・マドリーが対戦した。『Goal』ではこの一戦をフォーカスマッチとし、選手採点を実施した。

マンチェスター・シティが敵地での初戦を2-1と制してから5か月以上が経過。全く状況が変わって、無観客でのセカンドレグとなったが、マドリーにミスが出て初戦と同じスコアでシティが勝利を収めた。

この試合、『Goal』による選手採点は以下のとおり。※5点満点。平均点は【3.0】。出場20分以上の選手が対象

■マンチェスター・シティ選手採点

Gabriel Jesus Manchester City Real Madrid Champions League 07 08 2020Divulgação/UEFA Champions League

GKエデルソン【3.5】
安定したセービングを披露。逆サイドで慌てふためくシーンが数多くあった一方で、いつもどおりのプレーを続けた。

DFジョアン・カンセロ【3.5】
加入1年目、それほど多くの出場機会があるわけではなかったが、重要な一戦で慣れないポジションをしっかりとこなした。失点シーンでロドリゴに抜かれたものの、それ以外では安定。

DFアイメリク・ラポルテ【3.5】
安定した守備と球出しで勝利に貢献。

DFフェルナンジーニョ【3.0】
ラポルテ同様、悪目立ちすることなくしっかりと自らのタスクをこなした。

DFカイル・ウォーカー【4.0】
対面のアザールに何もさせず。攻撃参加でも違いを作り、ワールドクラスのパフォーマンスだった。

MFロドリ【3.0】
いつもどおり守り、変わらずパスをつなぎ続けた。特別なことはしなかったが、チーム最多のパス成功数でリズムをもたらしていた。
→DFニコラス・オタメンディ【-】

MFイルカイ・ギュンドアン【3.5】
敵陣パス数はチームトップ、97.9%の成功率を誇った。1対1にも強く、縁の下の力持ちと呼ぶべきパフォーマンスに。

MFケヴィン・デ・ブライネ【4.0】
ファーストレグのようにゴールに絡むことこそなかったが、要所で技術を発揮し、マドリー守備陣にとっては厄介な存在に。巧みなポジション取りでボールを受け、正確な裏へのフィードで牽制の役割もこなし、やはり中心選手だった。

FWフィル・フォーデン【3.5】
シーズン終盤の好パフォーマンスが評価され、ベルナルド・シウヴァらを押しのけて最前線でスタメンに。明確な結果こそもたらせなかったが、スピードあるプレスでチームを牽引した。

→FWベルナルド・シウヴァ【3.0】
途中出場から攻撃をやや活性化。前線にスペースが生まれていたこともあり、フォーデンよりもいくらか簡単なタスクになったが、ファイナルサードでの精度がやや低かった。

FWラヒーム・スターリング【4.0】
ドリブルの切れ味はさすがで、相手守備陣にとって常に脅威の存在であった。加えて、貴重な先制点も奪い、十分すぎる働きぶりに。
→MFダビド・シルバ【-】

FWガブリエウ・ジェズス【4.5】☆Goal選出マン・オブ・ザ・マッチ
セルヒオ・アグエロ不在の一戦で、初戦に続き輝きを示した。1点目ではヴァランを抑え、2点目も決して簡単なシュートではなかった。2試合を通して傑出したパフォーマンスを見せたジェズスにはマン・オブ・ザ・マッチがふさわしい。

監督:ジョゼップ・グアルディオラ【3.5】
フィル・フォーデンやジョアン・カンセロの起用など、スタメンシートでは若干の驚きを提供。マドリーのビルドアップに前から積極的なプレスをかけるという選択は大正解となり、またもレアル・マドリーを敗退へと追いやった。

■レアル・マドリー選手採点

manchester city real madrid uefa champions league varane carvajalGetty

GKティボー・クルトワ【2.5】
防げるシュートは確実にしのいだが、ミスからの2失点は印象が悪い。また、ビルドアップでのプレーも不安定で、最後方からチームを救うことはできず。

DFフェルラン・メンディ【3.0】
圧倒的な身体能力とダイナミックな攻撃が売りだが、この日は鳴りを潜めた。守備ではまずまずの出来。

DFエデル・ミリトン【2.0】
主将不在の非常事態で先発したが、いない選手の影響力の強さをより感じさせることに。ヴァランとのコンビは及第点以下だった。

DFラファエル・ヴァラン【0.5】
シーズン終盤の堅守をセルヒオ・ラモスとともに支えてきた名手とは思えない、痛恨のミスを二度も犯してしまった。失点シーン以外でも不安定なプレーを見せ、最終ラインでの処理で安心できるときは少なかった。

DFカルバハル【3.0】
マッチアップする回数の多かったジェズスに苦戦するシーンもあったが、全体的には安定していた。
→DFルーカス・バスケス【-】

MFカゼミロ【2.5】
より守備的な役割をきっちりとこなしたが、脇にいるギュンドアンやデ・ブライネの存在も気になり、ややオーバータスクに。

MFルカ・モドリッチ【3.0】
ランニングや活性化させようとする動きなど、数字には表れにくい働きがあった。ただ、スコアに結びつかなかった。
→MFフェデリコ・バルベルデ【-】

MFトニ・クロース【2.5】
通常よりも前目のポジショニングに。守備ではベンゼマとともに前から追い回したが、奏功するシーンはなし。

FWエデン・アザール【2.0】
チームの3季ぶりラ・リーガ優勝には貢献できていなかっただけに、チャンピオンズリーグに懸ける思いは強かったはず。だが、「ヴィニシウスだったら…」というマドリディスタでの想像をかきたてるだけの存在になった。あまりに存在感が希薄。
→ルカ・ヨヴィッチ【-】

FWカリム・ベンゼマ【3.5】
数少ない決定機を生かしたヘディングシュートはさすが。彼だからこそ作ったシュートチャンスもあったが、2点目は奪えず。

FWロドリゴ【3.0】
先発に抜擢されてアシストを記録。しかし、それ以外で姿を見せることは少なかった。

→FWマルコ・アセンシオ【2.5】
投入早々、縦に抜け出して見せ場はあったが、徐々にボールに触れる機会がなくなっていった。

監督:ジネディーヌ・ジダン【2.0】
結果論ではあるが、全体的に起用は裏目に。アザールは結果を残せず、マルセロが左サイドにいれば、これほどビルドアップにも苦労しなかったはず。CLで度々見せてきた神通力は今回は見られず。

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