レアル・マドリーのMFエドゥアルド・カマヴィンガは難民キャンプから始まり、チャンピオンズリーグ(CL)決勝は彼にとって感動の瞬間になることを認めている。
19歳のカマヴィンガは昨シーズン、レンヌからマドリーに移籍して以来、夢のようなデビューシーズンを送っている。ラ・リーガ優勝を経験すると、28日にはリヴァプールとのCL決勝を迎える。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のインタビューに答えたカマヴィンガは「僕はアンゴラの難民キャンプで生まれたんだ」とし、CL決勝についてこう語る。
「両親は僕をフランスでの新しい生活へと導き、サッカーは僕をチャンピオンズリーグ決勝へと導いてくれた。“元難民"としてプレーできることに感謝し、誇りに思う。同じようにサッカーを愛する世界中の何百万人もの難民に、僕らがともに立ち向かっていることを知ってほしいね」
カマヴィンガは今シーズン、公式戦44試合に出場し2ゴール2アシストを記録。カルロ・アンチェロッティ監督にとって貴重なオプションのひとつとなっている。




