ラージョ・バジェカーノのアンドニ・イラオラ監督が、今季限りで同クラブを離れるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
ラージョはラ・リーガ1部残留を決めた段階で、今季限りで契約が切れるイラオラ監督に対して延長オファーを提示したとのことだが、同指揮官は他クラブで新たな挑戦に臨むことを選択した模様だ。
イラオラ監督には現在プレミアリーグの2クラブ、またビジャレアルとセビージャが興味を持っているとされている。しかしながら監督本人は1年間休み、納得のいくプロジェクトを抱えるクラブに加わることも検討している様子という。
アスレティック・ビルバオの名DFとして知名度が高いイラオラ監督は、2020年からラージョで指揮を執り、ラ・リーガ1部昇格、2度のコパ・デル・レイ準決勝進出、2度の1部残留を果たした。今季は第36節終了時点で12位につけており、わずかながらカンファレンスリーグ出場の可能性も残している(同大会出場圏7位に位置するオサスナとは勝ち点4差)。
アスレティック時代に指導を受けたマルセロ・ビエルサ監督のようなオートメーション・フットボールを実践し、ラージョとともに快進撃を見せたイラオラ監督。果たして、次はどのリーグのどのチームを率いるのだろうか。


