ラージョ・バジェカーノは4日、コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(35)を獲得したことを発表した。
過去2シーズンはトルコのガラタサライでプレーしたファルカオだが、その期間は負傷などの影響でリーグ戦33試合しか出場できず。それでも19得点を記録するなど高い得点力は維持し続けたが、ガラタサライが年俸を払い続けられないとの判断で契約を解消して、フリーでラージョに加入することになった。
エル・ティグレ(ファルカオの愛称、もちろんその意味は虎)がスペイン首都、ひいてはラ・リーガでプレーするのはアトレティコに在籍した2011〜12年以来のこととなる。当時は公式戦94試合で70得点を記録する暴れっぷりで、ヨーロッパリーグとUEFAスーパーリーグ優勝を成し遂げている。
それからモナコ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ガラタサライと渡り歩いてきたファルカオは、今度は昨季ラ・リーガ1部に復帰を果たしたラージョの同カテゴリー残留のためにそのゴールへの嗅覚、鉤爪の威力を発揮しなければならない。マドリーにはコロンビア人が11万5000人住んでおり、ラージョはその恩恵を受けることにもなりそうだ。
