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ラージョに敗戦のバルセロナ…チャビ「これが私たちの現実。勝っているときはすべて美しく、こうした状況で人の本性が表れる」

バルセロナは24日にラ・リーガ第21節延期分、本拠地カンプ・ノウでのラージョ・バジェカーノ戦に臨み、0-1の敗戦を喫した。チャビ・エルナンデス監督は、自チームの試合の入り方に失敗したとの見解を示している。

開始7分にMFアルバロ・ガルシアの先制点を許して、このリードを最後まで守り切られたバルセロナ。チャビ監督は試合後、次のような感想を述べた。

「私たちはもっと(良い結果に)値した。が、持つべき責任も持っていなかった。チームはトライしていたものの、(ボールがゴールに)入ることを嫌がった。カディス戦と同じような感覚だ。これが私たちの現実ということだろう。相手は命をかけて戦っているし、そこに張り合わなくてはいけない」

「なぜゴールが決まらないのか? 困難に陥る試合というものがある。最初のゴールをプレゼントしてしまったり、然るべき姿勢で試合に入らなかったり……。意思の強さが足りない? そうは言わない。これ以上ない形で試合に入れていないということだ」

バルセロナはフランクフルト戦、カディス戦、そしてラージョ戦と、カンプ・ノウで3連敗を喫した。フランクフルトにヨーロッパリーグ敗退に追いやられた影響が今なお続いていることを指摘されたチャビ監督は、こう返している。

「分からない。あれだけ良い調子で、良いプレーを見せられていたあの頃は皆が期待を抱いていた。タイトル獲得への期待も高まっていたね。それが現実だが、しかし私たちは来季チャンピオンズリーグでプレーするためにモチベーションを高めなくてはいけない。来季チャンピオンズの音楽を聞きたいならば、相手と対等の意欲を持たなくてはならないんだ」

チャンピオンズリーグ出場圏外の5位ベティスとは勝ち点6差。残り5試合で、気を抜くことは許されない。

「チームと話をして、五感のすべてをその5試合に集中させる必要を説いたよ。私たちは団結して前に進まなければならない。勝っているときはすべてが美しい。そして、こうした状況で人間の本性が表れるんだ」

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