プレミアリーグ史上3番目に多くの試合に出場したGKが、アーセナルの守護神争いについて言及している。
今夏の移籍市場で、アーセナルはブレントフォードからスペイン代表GKダビド・ラヤを獲得。直近の2試合ではラヤが先発していることで、これまで守護神を務めていたイングランド代表GKアーロン・ラムズデールとの1番手争いが注目されることに
18日のエヴァートン戦後には、ミケル・アルテタ監督は「なぜ(GKを交代)してはいけないんだい?」と語りつつ、2人のGKを併用すること示唆。この発言は現地イギリスで大きな注目を集めることとなり、ラヤが起用された試合で安定したパフォーマンスを見せたことで、ラムズデールの去就も騒がれる事態となっている。
元トッテナムでアメリカ代表のレジェンドGKであるブラッド・フリーデル氏は、ラムズデールにとってのアーセナルでの時代は終わったという見解を『talkSPORT』に語っている。
「彼(ラヤ)と契約した瞬間から、新しいNO.1になるために契約したのだと思った」
「彼がオプションを付けてレンタルで獲得したのは知っているが、それは別の理由によるものだ。彼らはラヤを本当に気に入っていたと思う」
さらに、フリーデル氏は「ラムズデールには非常に厳しく酷な状況だが、監督の判断だ」と同情。今シーズン終了後にアーセナルを去るだろうとの考えを示した。
「今シーズン終了後のラムズデールは、前シーズン終了時のマット・ターナーと同じように、別のプレー場所を探さなければならなくなるだろう。まだ時期尚早だし、彼がどうするか見てみないとわからないと言われるかもしれないが、私はラヤがNO.1として連れてこられたのだと思う」
「チャンピオンズリーグでラムズデールと対戦していれば、入れ替わるかもしれないと思っただろうが、そうはならなかった。今シーズンはラヤをゴールで見ることになると思うし、彼が現職のNO.1になるだろう」


