FWマーカス・ラッシュフォードは、予定よりも早くマンチェスター・ユナイテッドの練習に復帰したようだ。
マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、これまで公式戦426試合138ゴール77アシストを記録してきたラッシュフォード。しかしルベン・アモリム監督の構想外となり、昨季後半はアストン・ヴィラにレンタルで移籍することに。同クラブでは17試合4ゴール6アシストを残すなど活躍を見せていたが、レンタル期間終了に伴いマンチェスター・Uへ復帰していた。
そしてマンチェスター・Uは先日、アレハンドロ・ガルナチョやジェイドン・サンチョらと共に、ラッシュフォードの合流を7月下旬まで遅らせると発表。将来に関する決断を下すよう促している。しかし『The Athletic』によると、休暇延長期間中もトレーニング施設でのメディカルやリハビリサービスは利用可能であるようだ。そこでラッシュフォードは、予定よりも早くキャリントンに復帰。しかしチーム全体トレーニングに合流することはなく、個人練習を行ったという。
なおマンチェスター・Uは、ラッシュフォードがこれまで着用していた背番号10を新加入FWマテウス・クーニャに与えたことを発表している。『The Athletic』は、クラブが現在ブレントフォードFWブライアン・エンベウモの獲得を目指しており、補強には選手売却が必要だと指摘。ラッシュフォード本人は国外クラブへの移籍を優先しているとのこと。また、バルセロナが継続的に関心を持っているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
