2021-02-05-sampdoria-claudio-ranieri(C)Getty images

サンプドリア会長、来季のラニエリ続投を示唆「彼が望めば認める。69歳で隠居は早い」

日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアのマッシモ・フェレロ会長が4日、ジェノヴァの地元メディア『テレノルド』のインタビューに応じ、指揮官クラウディオ・ラニエリの契約更新の可能性に言及した。

ラニエリは2019年10月、成績不振により解任されたエウゼビオ・ディ・フランチェスコの後任として、サンプドリアの指揮官に就任。降格圏をさまよっていたチームを再建すると、15位で昨シーズンを終えた。今シーズンは、ここまで8勝10敗2分の成績を収めて10位。強豪インテルやラツィオ、アタランタに勝利を収めるなど殊勲も見せた。

そんなサンプドリア指揮官は、今シーズン終了後にクラブとの契約満了を迎える。これまで契約延長へ向けた動向が報じられておらず、今夏の退任の可能性も囁かれ始める中、サンプドリア会長が口を開いた。来シーズンの指揮は、69歳のローマ出身指揮官の意向次第であるとの見解を示した。

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「ラニエリが隠居?彼は隠居するにはまだ早い。あと10年くらい指導を続けられるのではないだろうか。まだ18試合残っているが、彼はエネルギッシュな紳士であり、優秀な指揮官。私は非常に尊敬している。彼が望むのであれば、続投を認めることになるだろう」

なお昨年1月の移籍市場でサンプドリアに加入した吉田は、1年間で通算33試合に出場、1得点2アシストを記録するなど、ラニエリ指揮下で印象的な活躍を見せており、契約を2022年6月末まで延長したばかり。32歳の日本代表DFに信頼を寄せる指揮官の動向は、今後も注目されるところだ。

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