サウサンプトンGKアーロン・ラムズデールは、今夏のアーセナル退団について語っている。
2021年にアーセナルへと加入してすぐさま正守護神の座を獲得、2シーズンでプレミアリーグ72試合に出場したラムズデール。苦しんでいたクラブの復活に大きく貢献していたが、2023年夏にスペイン代表GKダビド・ラヤが加入したことで状況が一変。昨季はリーグ戦わずか6試合の出場にとどまるなど、ポジションを奪われていた。そして今夏、サウサンプトンへの移籍を決断している。
新天地では再び守護神として、プレミアリーグ4試合でゴールマウスを守るラムズデール。5日には古巣との一戦を迎えるが、『BBC』でアーセナル時代にセカンドGKとしてベンチに座っていた際に感じていたことを明かしている。
「ピッチから降りていく時は頭が痛くなることもあったよ。妻が『今日はテレビに5回も映っていたわね』って言うんだ。誰かがセーブしたり、ゴールが決まったりすると、なぜか僕にパンするんだよ。ベンチにいる僕をね。このストーリーは必要以上に大きくなっていたと思う。時にはダビド(ラヤ)にもプレッシャーになっていたよ」
「(2023年5月に)新契約についてデイビッド・シーマンと対談したんだ。彼のように8年~10年(アーセナルに)いたかったけど、数カ月後には退団することになったね」
一方で、ポジションを争ったラヤについて「アーセナルの選手の中で、ここ(サウサンプトン)への移籍を最初に祝ってくれたのが彼だったんだ。素晴らしかったよ。トップクラスの選手だし、今シーズンは多くの試合でビッグセーブを見せている。でも、土曜日の試合ではそんなセーブはしてほしくないね!」と賛辞を送っている。