カタール代表のマルケス・ロペス監督は、アジアカップ決勝進出を喜んだ。
今大会の開催国として、前回大会に続く連覇を狙うカタール。グループAを3連勝で突破すると、ラウンド16ではパレスチナ相手に2-1、準々決勝ではウズベキスタンを激戦の上でPK戦で下し、ベスト4進出を決めている。
そして迎えた準決勝では、日本代表を下したイラン代表と対戦。開始4分にアズムンのスーパーゴールで失点したが、17分にガーベルが同点弾を奪う。43分にはアクラム・アフィーフが逆転弾奪うと、51分にPKで追いつかれたものの、82分にアリが劇的な勝ち越し点をマーク。3-2で死闘を制し、2大会連続の決勝進出を決めた。
連覇へ向けてファイナル進出を達成したカタール。ロペス監督は、試合後の会見で選手への感謝を語っている。
「カタール国民、ファン、そして選手たち。彼らみんなのために本当に嬉しいよ。難しい試合だったが、良い戦いができたと思う。選手たちはあらゆる努力も惜しまなかったんだ」
「選手たちは私の哲学とアイデアをピッチ上で実践してくれた。感謝したいよ……そして今、タイトル防衛へ最後のステップが残っている」
連覇を狙う開催国カタールは、10日の決勝戦で躍進を見せるヨルダン代表と激突する。

