国際サッカー連盟（FIFA）は、2020年の年間最優秀ゴール賞『FIFAプスカシュ賞』の候補を発表した。
この1年間で最も優秀なゴールを挙げた選手に贈られるFIFAプスカシュ賞。ハンガリーの名手フェレンツ・プスカシュ氏の名前から取られた同賞は、昨年にフェレンツヴァーロシュの当時18歳ダニエル・ジョーリが受賞するなど、地域、年齢、性別を問わず選出されるため、無名選手にスポットが当てられる場でもある。
FIFAは25日、2020年のプスカシュ賞にノミネートされた11ゴールを発表。この中には、奇しくも同日に生まれたトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンがバーンリー戦で見せた自陣ペナルティエリア付近からの独走ドリブルからの衝撃ゴールや当時バルセロナのルイス・スアレスのヒールでのスーパーゴールなどが候補に選出された。
なお、同賞の受賞者はFIFAレジェンドのパネリストにより構成される審査員とFIFAの公式ウェブサイトを通じて行われるファン投票をもとに決定。そして、12月17日に予定されるザ・ベスト・FIFAフットボールアワードで発表される。
2020年FIFAプスカシュ賞の候補は以下の通り。
シャーリー・クルス（コスタリカ：vsパナマ―2020年1月28日）
ジョルジアン・デ・アラスカエタ（ウルグアイ／フラメンゴ：vsセアラー―2019年8月25日）
ジョーダン・フローレス（イングランド／ダンドーク：vsシャムロック・ローヴァーズ―2020年2月28日）
アンドレ＝ピエール・ジニャック（フランス／ティグレス：vsプーマスUNAM―2020年3月1日）
ソフィー・イングル（ウェールズ／チェルシー・ウィメン：vsアーセナル―2020年1月19日）
ズラトコ・ユヌゾヴィッチ（オーストリア／ザルツブルク：vsラピッド・ウィーン―2020年6月24日）
フロンフォ・ケカナ（南アフリカ／マメロディ・サンダウンス：vsケープタウン・シティ―2019年8月20日）
ソン・フンミン（韓国／トッテナム：vsバーンリー―2019年12月7日）
レオネル・キニョネス（エクアドル／マカラ：vsウニベルシダ・カトリカ―2019年8月19日）
ルイス・スアレス（ウルグアイ／バルセロナ：vsマジョルカ―2019年12月7日）
キャロライン・ウィアー（スコットランド／マンチェスター・シティW：マンチェスター・ユナイテッドW―2019年9月7日）
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