インデペンディエンテのサンティアゴ・モンティエルが2025年FIFAプスカシュ賞に輝いた。
この1年間で最も優秀なゴールを挙げた選手に贈られるFIFAプスカシュ賞。ハンガリーのレジェンド、フェレンツ・プスカシュ氏の名前から取られた同賞は、国・地域、年齢を問わず選出されるため、無名選手にスポットが当てられる場でもある。昨年は当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたアレハンドロ・ガルナチョのオーバーヘッドが同賞に輝いた。
今年のFIFAプスカシュ賞には、アーセナルのデクラン・ライスがチャンピオンズリーグ準々決勝レアル・マドリー戦で決めた直接FKやバルセロナのラミン・ヤマルのエスパニョール戦での得点、さらにFIFAクラブワールドカップでマメロディ・サンダウンズのルーカス・リベイロがドルトムント相手に決めた独走ゴールなど11個のゴールがノミネートされた。
そして、16日に行われたThe Best FIFAフットボールアウォーズ2025で今年のFIFAプスカシュ賞の受賞者が決定。2025年5月11日に行われたアルゼンチン プリメーラ・ディビシオンのインデペンディエンテ・リバダビア戦でインデペンディエンテのモンティエルが決めたペナルティエリア外からのオーバーヘッドシュートが同賞に輝いた。
なお、モンティエルは、アルゼンチン代表として2022年ワールドカップを制したゴンサロ・モンティエルの従兄弟。また、アルゼンチン人の同賞受賞は昨年のガルナチョに続き2年連続3度目となった。
また、女子の年間最優秀ゴール賞、FIFAマルタ賞は、UANLティグレスのリスベス・オヴァリェに決定。同選手は、2025年3月3日のグアダラハラ戦でクロスにスコーピオンキックで合わせる芸術点の高い得点を挙げていた。
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