PSVの日本代表MF堂安律に識者から厳しい評価が下されている。『ESPN』が伝えた。
PSVは12日のフィテッセ戦で5-0と大勝。堂安は先発から外れたものの、途中出場から左足で今季4ゴール目をマークした。一方で、堂安に代わって先発したのは負傷から回復したノニ・マドゥエケ。復帰戦で1アシストを記録しており、元オランダ代表FWアルノルト・ブルッヒンク氏は堂安より高い評価を下している。
「堂安律とマドゥエケのどちらを向かわせるかは大きな違いだ。相手は堂安を恐れていない。マドゥエケは完全にアウトサイドに立つことができる選手でもあり、ゲッツェがスペースに入り込むことを可能にしている。彼はとても爆発的で、しかも連携が強く、本当に素晴らしい。そして、状況がどうなっているかを把握し、他の選手がその恩恵を受けている」
また、AZやアヤックスなどで活躍した元デンマーク代表FWケネス・ペレス氏もマドゥエケに「これは素晴らしいことだし、シーズン当初も素晴らしかった」と評価する。
「でも、その後、彼がどこにもいない試合もたくさんあった。相手選手とぶつかり、交代させられることも多かった。なぜなら、彼は堂安よりもずっと勇敢で質の高いプレーをしてくれるからだ」
今季は公式戦21試合に出場し、6ゴール2アシストという成績を残す堂安。今後、序列はどのように変化していくのだろうか。




