パリ・サンジェルマン(PSG)は、現在もジネディーヌ・ジダン氏の招へいを熱望しているようだ。
昨夏に就任したクリストフ・ガルティエ監督の下、今季を戦うPSG。しかし最も期待されたチャンピオンズリーグではラウンド16で敗退に終わると、国内カップ戦でも早々に姿を消すことに。残り2試合で2位と6ポイント差とリーグ・アン優勝は決定的となったが、今季の成績に上層部やファンは不満を持っていることが伝えられており、今夏に指揮官交代が行うことが『レキップ』など複数メディアで予想されている。
新監督候補としては、これまでジョゼ・モウリーニョ監督(ローマ)、チアゴ・モッタ監督(ボローニャ)、シャビ・アロンソ監督(レヴァークーゼン)、ルイス・エンリケ監督(元スペイン代表)など、様々な名前が浮上してきた。しかし、オーナー陣のトップターゲットはジダン氏なのかもしれない。
フランス『GFFN』によると、PSG上層部はジダン氏をトップターゲットに据えているとのこと。昨夏の招へいには失敗しているが、説得に向けて「もっと強く働きかけることができた」と後悔を抱えているという。そして今夏、再び接触を図るつもりのようだ。また同メディアによると、現在フリーのジダン氏はフランス代表の仕事を待っているように見えたが、ディディエ・デシャン監督と2026年まで新契約を結んでおり、それが去就に影響する可能性もあるとの見解を示している。
一方で、PSGは指揮官として世界トップ3に入るような給与を提示したものの、ジダン氏から前向きな回答は未だ得られていないという。そしてジダン氏の招へいを諦めた場合、モウリーニョ監督へとターゲットを移す考えのようだ。今後の動向に注目が集まっている。


