パリ・サンジェルマン(PSG)は、ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの獲得へ向けて金銭的な障害はないと考えているようだ。
長らく大きな注目を集めてきたキリアン・エンバペの去就。今季もPSGで公式戦30試合31ゴールと驚異的な活躍を見せているが、契約延長オプションを拒否したため現行契約は今季限りで満了に。そして先日、シーズン終了後に退団する意向をクラブへ通達したことが複数メディアで一斉に報じられた。
すでにエンバペはチームメイトへも自身の決断を伝えたとされており、最有力候補とされるレアル・マドリー移籍に大きく近づいていると見られている。そんな中PSGは、エースの後任としてナイジェリア代表FWをリストアップしているようだ。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、PSGはオシムヘンをトップターゲットに据えている模様。ナポリとの契約解除金は1億3000万ユーロ(約210億円)程度であり、この金額を一括で支払う必要があるようだが「動じていない」という。また1000万ユーロ(約16億円)とされる年俸も問題にはならないと伝えられている。
一方で、PSGの懸念事項としては本人の意志があるようだ。オシムヘンは以前からプレミアリーグへのあこがれを公言しており、経済的な条件を満たせるクラブも複数存在していることから、争奪戦のライバルになる可能性が高いという。今後の動向に注目だ。




