フランクフルトは、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニの移籍金として9000万ユーロ(約143億円)を求めているようだ。
2022年にナントからフランクフルトに加わると、昨季は公式戦46試合で23ゴール17アシストと目覚ましい活躍を見せたコロ・ムアニ。フランス代表でも欠かせない存在となりつつある24歳FWだが、今夏の移籍市場で去就が大きな注目を集めていた。
そしてフランス・ドイツ複数メディアの報道によると、現在はパリ・サンジェルマン(PSG)移籍に向けて交渉を行っているという。選手本人も「僕はパリに移籍したい」と希望を公言しているが、7000万ユーロ+1000万ユーロ(合計:約126億4000万円)とされる最新のオファーはフランクフルト側が断ったと伝えられている。
フランス『Telefoot』によると、PSGは7000万ユーロ程度で契約を完了できると信じていたようだ。しかし、フランクフルトは9000万ユーロの要求額を変えるつもりはない模様。その結果、PSGは9月1日の移籍期限までに要求額を支払う必要があるようだ。そして交渉成立が難しいと判断した場合、リヨンの20歳FWブラッドリー・バルコラの獲得へ切り替える可能性もあると指摘された。
なおフランス『レキップ』は、PSG側はコロ・ムアニ獲得へ6500万ユーロ(約103億円)+ウーゴ・エキティケの譲渡を準備していると報道。しかし、エキティケ自身はフランクフルトからの契約オファーをすでに2度断っているようだ。21歳FWに対しては、クリスタル・パレスも関心を寄せているという。
9月1日の移籍期限が迫る中、コロ・ムアニの去就はどのような決着を見るのだろうか。




