パリ・サンジェルマン(PSG)は、ブラジル代表FWネイマールのフリー退団を許可しない考えのようだ。
昨季はリーグ・アン連覇を達成したものの、チャンピオンズリーグではラウンド16での敗退を余儀なくされたPSG。新シーズンのビッグイヤー獲得へ向け、今夏にはルイス・エンリケ監督が新たに就任したほか、マルコ・アセンシオらの補強を実現してきた。しかし先日『RMC Sport』など複数メディアは、ルイス・エンリケ監督とアドバイザーのルイス・カンポス氏が、ネイマールやマルコ・ヴェッラッティら5選手に構想外を通告したと報道。すでに移籍先を探すよう指示を出したと伝えられている。
そしてフランス『レキップ』によると、ネイマール側は契約解除を望んでいるという。今後4年間の給与である1億2000万ユーロ(約190億円)の大部分を受け取り、新天地を探すために契約を解消したい考えのようだ。
だが、PSG側はフリー退団の可能性には「一切耳を貸さない」模様。上層部はネイマールが依然として大きな価値を持っていると考えており、相応の移籍金を求めているようだ。さらに、31歳のブラジル代表FWに対して適切なオファーが届かない場合には、残留させる可能性も排除していないと伝えられている。
なおスペイン複数メディアは、ネイマール自身は古巣バルセロナ復帰を望んでおり、バルセロナ側はフリーで迎え入れる考えだと伝えていたが、『レキップ』はその可能性を否定。一方でバルセロナの他、サウジアラビア勢の接触、さらにプレミアリーグやMLS行きの選択肢もあり、今後に関してはあらゆる可能性が考えられるようだ。
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