neymar monaco(C)Getty Images

PSG、ネイマールのモナコGP観戦に不満?リーグ・アン優勝達成の遠征に帯同せず

パリ・サンジェルマン(PSG)内部では、FWネイマールに対しての不満が募っているのかもしれない。

今季は悲願のチャンピオンズリーグ制覇には届かず、国内カップ戦でも早々に敗退していたPSG。それでも27日に行われたストラスブール戦を1-1の引き分けで終え、残り1試合で2位RCランスとの差を「4」とすることに成功。11回目のリーグ・アン制覇を達成した。

そしてタイトルを掴んだ27日の夜、PSGは選手やスタッフと共に優勝を祝ったという。フランス『レキップ』によると、負傷中の選手はこのストラスブール遠征に帯同する義務はなかったものの、主将マルキーニョスやプレスネル・キンペンベ、アクラフ・ハキミ、ファビアン・ルイス、ヌーノ・メンデス、ノルディ・ムキエレと主力選手のほとんどが自らの意志で同行していたようだ。

しかし、足首靭帯の負傷から復帰を目指すネイマールは今回の遠征に帯同せず。クリストフ・ガルティエ監督は会見で、ケガの影響で動きに制限があるとしつつ試合前最後の練習にも参加したことを明かし、ブラジル代表FWの貢献度に対する疑念について牽制していた。

指揮官のこの発言について、『レキップ』は「論争を沈静化させる狙いがあった」と指摘。ネイマールは28日、F1のモナコGP決勝を訪れていることを自身のSNSに投稿している。この観戦旅行で生じる可能性のある批判を予想し、選手を守る発言を残していたという。

だが、PSG関係者の一部は今回のネイマールの行動に不満を募らせているとのこと。先週には選手側は退団に前向きであるとも報じられていることもあり、一種の「挑発行為」とみなしているようだ。また、先日バルセロナのラ・リーガ優勝パーティにサプライズで出演していたことも問題視されているという。なおこの訪問では、ネイマールが自身の息子に会いに行ったことも伝えられている。

『レキップ』などフランス複数メディアでは、以前からPSG側は放出を望み、ネイマール自身も退団を希望していると伝えられている。今夏の去就に注目だ。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0